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これまでの「英語のことわざ」

英語のことわざ(H20.2.27)

Life is short and time is swift.
人生は短く時は過ぎ去る


[意味]
還暦も近づきとみにこの言葉を実感します。残された時間が少なく、このまま終わってしまうのかというあせりに近い気持ちがあるのですが、ただ何もせず無駄な日々を過ごしています。
努力もしないのにまだ一花咲かせようというずうずうしい気持ちだけはあるのです。
もっともこの諺は過ぎ去った日々を後悔・詠嘆している年配者の繰言ではなく、人生は短いのだから好きなことして楽しめという意味で使われているようです。
Ronald Ridout の"English Proverbs Explained"にもEnjoy life while you can, for you will not live for ever.
( 出来る時に生活を楽しみなさい。永遠には生きられないのだから。)とあります。
会話ではand time is swift.はよく省略されます。

[出典]

Robert Herrick ( 1591〜1674 イギリス)の詩
"To the virgins, to make much of time" (乙女らよ、時を惜しめ)
{語句}swift 迅速な


[例文]

Boy: Hi, grandpa! How!s going? (ハイ グランパ!調子はどうですか?)
Grandfather: Excellent, my boy. I'm planning on going to Bali. (絶好調だ。バリに行く計画をしているよ。)
B: Bali! What are you gonna do there? (バリ! そこで何するの)
G: I7m gonna eat, drink, swim, relax, and go skydiving. (食べて、飲んで、泳いで、身体を休めて、スカイダイビングをするんだ。)
B: SKYDIVING!?! Are you out of your guard, grandpa? ( スカイダイビング!?! 狂っちゃったの、おじいさん。)
G: Life is short, my boy. Live it while you can. (人生は短いんだ。出来るうちに楽しまなくっちゃ。)

{語句} gonna=going to (口語、アメリカ) out of one's guard=crazy

英語のことわざ(H19.9.24)

Don't count your chickens before they are hatched.
取らぬ狸の皮算用


[意味]
直訳すれば、「卵がかえる前にひなを数えるな。」「ひなを数えるのはかえってからにしろ。」で、「楽観的に物事を考えて、自分の思っていることをかなえられると思ってはいけない」を意味します。
日本のことわざで言えば、「取らぬ狸の皮算用。」とほぼ同じでしょうか。
今回の麻生幹事長のことでしょうか。福田新総裁は、さしずめ「たなからぼたもち」(All things come to those who wait.)といったところでしょう。

Don't asseme that you have achieved or obtained something before it is definitely confirmed.
(確実に確かなものになるまで、物事が成就されたと思ってはいけない。)


[例文]

The runner thought he has won a gold medal until the electronic score board shows that he was actually second.
Don't count your chickens before they are hatched.
(そのランナーは、電光掲示板を見るまで、金メダルをとったと思った。でも、実際は2着だった。ひなを数えるのはかえってからにしろということです。)


人は何か事を起こす時に、客観的な要因を忘れ、どうも自分の都合に合ったことしか考えない傾向にあるようです。はたから見れば、何でそんな大事な事を考えないのかと不思議に思い、 また何てばかなやつだとも思うのですが、そこが人間のおもしろいところとも言えます。第一、自分の思っているものが、何の努力もしないで実現化されたら、おもしろくもなんともありません(!?)
私も、「取らぬ狸の皮算用。」というものを何度かしたことがあるあるのですが、「たなからぼたもち」はありませんでした。
私は今、空想の中で、「取らぬ狸の皮算用」をしています。これなら、人に迷惑をかけないし、第一お金がかかりません。ついのってしまって、眠れなくなることもあります。
でも何だかチョー悲しい!!

英語のことわざ(H19.7.24)

A stitch in time saves nine.
時を得た一針は九針を省く。(今日の一針、明日の九針)


[意味]
綻びは、小さなうちにすぐ繕えば、さほど手間もかけずにすむが、放置しておくと、どんどん大きくなる。何事も問題が小さなうちに早めに対策を講じよう。
stitchは、縫い物や手術のときの一針の意味です。
このことわざの日本語訳は、あまり聞いたことがありませんが、日本のことわざで言えば、「ころばぬ兄のつえ」といったところでしょうか。

[類諺]
英語のことわざでは、似たような使い方をするものに
Make hay while the sun shines.(日の照っているうちに干し草を作れ)

また、反対の使い方をするものに
More haste, less speed.(急がば回れ)
があります。


[例文]

Daughter : My hem is coming undone, but I have no time to fix it now.
Mother : Give it to me, and I'll do it. Otherwise it will come down completely. A stitch in time saves nine.

娘:すそがほどけてきちゃった。でも今治す時間がないの。
母親:私にかして、直してあげるから。ほっといたら全部ほどけちゃうわよ。「時を得た一針は九針を省く」っていうからね。

英語のことわざ(H19.6.8)

There's no place like home.
わが家にまさる所はない。


[意味]
言葉通りです。特に、仕事に疲れて夜遅く帰ってきた時や、旅行や出張先から家にもどっってきた時に実感します。

[出展]
アメリカの劇作家ハワードペインのHome, Sweet Home.(楽しき我が家)の中の一句。
この曲は、「埴生の宿」として愛唱されていいます。
Mid pleasures and palaces, though we may roam, Be it ever so humble, there's no place like home!
A charm from the skies seems to hallow us there, which, seek though the world, ne'er is met with elsewhere.

[類諺]
East, west, home's best.
「東にも、西にも、わが家にまさるところはない。」


[例文]

Young traveller returning from a trip : Vietnam and Cambodia were great and I loved the food, but it's great to be back in Japan.
Mother : There's no place like home.

旅行先から帰ってきた若者:ベトナムとカンボジアはよかった。食べ物がおいしかったし・・・、でもやっぱり日本だわ。
母親:「わが家にまさる所なし」よ。

[追記]

There is no(There's no)で始まることわざがいっぱいあります。

1.There is no little enemy.「取るに足らない敵などいない。」(チョーサー)
2.There is no peace for the wicked.「悪い奴に安らかな時はない。」(旧約聖書)
実際は違っていて、「悪い奴ほどよく眠る。」です。昔、「悪い奴ほど手が白い。」(意味不明)という題名の映画があったような・・・。
3.There is no royal road to learning.「学問に王道なし。」(コークリッド)
4.There's no fool like an old fool.「ばかな年寄りほどばかなものはない。」(チョーサー)
5.There's no such thing as a free lunch.「ただのランチは高くつく。」(最近のことわざです)

英語のことわざ(H19.5.11)

Money talks.
金が物を言う。


[意味]
「お金があれば、人々は耳を傾け、力や権威を得ることができる。」の意。日本語にも同じようなことわざがあるので、意味の解説は必要ありません。
私も生まれたからには、一度くらいこうした境遇になりたいと思ったりもしますが、なんだかさみしい気もします。もうあとがありませんので、お金持ちにはなれませんが、せめて、旅館や床屋さんに行った時に、1000円の心づけでもしてみましょう。でも渡すタイミングが難しいのです。


[例文]

Ist friend : I managed to get 2 tickets for the show tonight.
(今夜の芝居のチケットが2枚とれたよ。)

2nd friend : How did you do that? It's been sold out for weeks.
(どうやってとったんだい?数週間も売り切れていたのに。)

1st friend : I promised the conceirge a nice tip.
(接客係にチップをはずむと約束したんだ。)

2nd friend : Ah yes. Money talks!
あ、そうか。「金が物を言う」ということだね。)

[語句]
conceirge 接客係 コンシェルジェ

英語のことわざ(H19.4.16)

It is no use crying over spilt milk.
覆水盆に返らず。


[語句]
It is no use ・・・ing  しても無駄だ
spilt  spill(こぼす)の過去・過去分詞形


[意味・使い方]

すでに起きてしまったことにうろたえても無駄である。
(It is no use getting upset about something which has already occurred.)

直訳すると「こぼれたミルクを嘆いても仕方がない」で、日本語の「覆水本に返らず」「後悔先にたたず」にあたることわざです。
このことわざも、高校生の時に、it is no use ・・・ing の動名詞の構文で習った記憶があります。


[類語]

It is useless to flog a dead horse.
(死んだ馬にむちを打っても無駄だ。)

A broken egg cannot be put back together.
(潰れた卵は元通りにできない。)

Never comb a bald head.
(禿げた頭にくしを使うな。)

など、たくさんあります。


[例文]

Young boy(crying):Mom,I'm sorry. I lost the front door key and the money you gave me this morning.
(お母さん、ごめんなさい。玄関のカギと今朝もらったお金をなくしちゃったの。)

Kind mother : Well, there is no use crying over spilt milk. We can have another key cut, and I'll give you some more money..
(覆水本に返らずよ!!スペアのカギもあるし、お金ならあげるよ。)

英語のことわざ(H19.3.13)

When in Rome, do as the Romans do.
郷に入れば郷に従え。(ローマではローマ人のようにしなさい。)


長く家から離れ、新しい場所に移り住んだ時には、新しい環境やそこの習慣に順応しなさいという意味。


(出典)

聖アンブロシウスが聖アウグスティヌスに与えた言葉(4世紀)
チェスターフィールド郷が息子にあてた手紙 1747年。

[例文]

In a Ramen restaurant. One friend struggling to use chopsticks.
ラーメン屋さんで、お箸と格闘している外国人

1st friend : Why don't you ask for a fork and spoon. It's easier.
フォークとスプーンをたのんだらどうなんだい。食べやすいよ。

2nd friend : No way. I want to get the hang of chopsticks, when in Rome, do as the Romans do.
うるさいなあ!!お箸のこつをつかんでいるんだ。郷に入れば郷に従えだ。

(語句)

no way いやなこった  get the hang of こつをつかむ

英語のことわざ(H19.2.9)

Birds of a feather flock together.
同じ羽の鳥は一緒に集まる。


カラスがツバメと一緒に群れたりしないように、人間も互いに似た性質、関心、趣味を持った者同士が集まりがちである。
日本語のことわざで言えば、「類は友を呼ぶ」にあたる言葉ですが、この英語のことわざは悪い意味で使われる場合が多いです。


(出典)

シェイクスピア「ヘンリー6世」より

(語句)

of a feather 同じ羽の   flock 群がる

[例文]

They're a rough crowd. Why does young Peter have anything to do with them?
彼らは乱暴な連中だ。なぜ若いピーターは彼らと付き合っているんだ。
Birds of a feather flock together, you know.
類は友を呼ぶというからね。


追記1

やはり、高校の文法冠詞 a の「同じ」「同一の」の意味の例文として出ていた記憶があります。
We are of an age.(われわれは同じ年齢です。)

追記2

同じ羽の鳥は、実際一緒に集まるようです。
記憶は確かではありませんが、テレビでにわとりが「きじ」のヒナを育てていたのを見た事がありますので・・・・・。
これもテレビで見たと思うのですが、あのかしこいカラスが、嫌がる鳥はカモメのようです。死もいとわず船にぶつかってくるカモメには、カラスも太刀打ちできないようです。だっせんしてしまいました。
おわびに、英語の鳥の名称を列挙しておきます。皆さんご存知でしょうか?忘れているものもあると思いますので、思い出してみて下さい。

にわとり chicken  めんどり hen  おんどり cock(US rooster)  七面鳥 turkey  きじ pheasant  わし eagle  鷹 hawk  カラス crow  ふくろう owl  鳩 pigeon  すずめ sparrow  はちどり hummingbird  おおむ parrot  セキセイインコ budgerigar(US parakeet)  つばめ swallow  ダチョウ ostrich  ペンギン penguin  くじゃく peacock  ガチョウ goose  アヒル duck  カモメ (sea)gull  白鳥 swan


英語のことわざ(H18.12.13)

Look before you leap.
跳ぶ前に見よ


(意味) 何か事を起こす前には、先の事を考え、念には念を入れて注意しなさいという意味。
日本語のことわざで言えば、「ころばぬ先のつえ」というのでしょうか。昔、ころばぬ先のシガキジュクなんてコマーシャルがありましたが、簡単にころんでしまったようです。もの忘れが激しいのにしょうもないことだけ憶えています。


[例文]

A:"I've found a great deal on a second hand car."(中古車の掘り出し物を見つけたんだ。)
"It's nearly new, in really good condition, and it's only 100,000¥!"(新品同様で、故障箇所もなく、たった10万円なんだ。)
"I'm going to buy it!"(買おうと思うんだ。)

B:"It sounds good, but make sure you look before you leap, there might be something wrong with it."
(よさそうだけど、念には念を入れとけよ。うまい話にはわながあるっていうからな。)


追記

こういう人は、アパートを探しているときに、得てして一番条件の悪いアパート物件をつかまされてしまうものです。Never refuse before a good offer. Never trouble trouble till trouble troubles you.(善は急げ。)ということわざもあるのですから・・・・・優柔不断はいけませんよ。


英語のことわざ(H18.10.25)

It never rains but it pours.
雨降れば必ず土砂降り


(意味)

雨は私たちが出かけたりする時、一般的に「好まれない」、「歓迎されない」ものと見なされます。そこで、いくつかの悪いことや、不運なことが同時に同じ人物に起こる時、このことわざを使います。日本のことわざ「泣きっ面に蜂」にあたることわざですが、よいときにも使うことがあるようです。

(出典)

スコットランドの作家 アーバスノット著書「It Cannot Rain But It Pours」より

[例文]

A: " : Hi, how are things."(調子はどうだい。)

B: "Oh just horrible. Nothing seems to be going right."(ひどかったよ。どうしようもないよ。)

A: "Tell me about it."(何があったんだ。)

B: "Well, my cat got in a fight with another cat and got bitten."
(家の猫が別の猫とけんかして、かまれちゃった。)
So I had to take it to the vet. (だから、獣医のところに連れていかなくてはならなかったんだ)。
On the way there I bumped into another car and the driver called the police.
(そこへ行く途中、車と衝突して、相手が警察を呼んだんだよ。)
They discovered that my driver license had expired and made me pay a large fine.
(そして私の免許証が期限切れだとわかり、罰金をたくさん払わされたんだ。)
And the owner of the other cat has sent me the bill from the bill from the vet too!"
(それから、けんかした猫の持ち主が、獣医からの請求書も送ってきたんだ。)

A: "Ah, that's awful. It never rains but it pours." (それはひどい。雨降れば土砂降りだね。)


(語句)

Never〜but……..   ……することなしに〜しない。  〜すれば必ず……..する。
Pour  雨が激しく降る。
get bitten かまれる。   bittenはbite(かむ)の過去分詞。
vet 獣医  veterinarian(英)の短縮形。
bump(〜into) ぶつかる。
expire 期限切れになる。(パスポートなどによく使う。)
make 人 原形〜  〜させる。
pay a fine 罰金を払う。 fineは名詞で罰金 という意味があります。


追記1

高校生の時、never〜but〜の構文として出ていた記憶があります。「雨降れば必ず土砂降り」?いったい何のこっちゃと思いながらも、さして気にもせず、素通りしていましたが、この意味は心理的に、小雨に出会ったことは忘れても、土砂降りに会うようなひどい時は忘れられないので、「雨が降るとまた土砂降りか」と思うようになるという意味のようです。

追記2

これは、英会話を学んでいる生徒さんが授業で使えますね。先生から
"How are you?"
"How have you been?"
と聞かれた時、いつもの決まり文句
"Very well, thank you."
というかわりに。
2つほど、悪いこと重ね、最後に
"It never rains but it pours."
と〆ればよいのです。


英語のことわざ(H18.9.21)

When one door closes, another door opens.
1つのドアが閉まっている時、別のドアは開いている。


「いやなことが起きても悲観する必要はありません。
それは、逆に新しく、すばらしい未来の扉が待っているかもしれないのですから。」の意味。

私はずっとこれできたので、よく反省のない人間だと言われています。

これに当たる、日本語の諺あまりありませんね。「捨てる神あれば、拾う神あり」でもないし、「人間万事塞翁が馬」ともちょっと違うし。「不幸な扉は幸運の扉」とでもしておきましょう。


(出典)

アレキサンダー・グラハム・ベル(Alexander Graham Bell 1847〜1922 スコットランド系カナダ人、アメリカ人)の言葉。そうです。あの電話の発明で有名なベルです。
ヘレン・ケラーと交流したことでも有名です。ベルは難聴の母親の影響から音声学に興味をもち、ついには電話の発明に至るのですが、耳の不自由な人に対して電話の発明とは何とも不思議です。

[例文]

A: " I have been looking for a flat for ages, and I finally found one I liked last week."
(何年も、アパートを探しているんだけど、先週ちょうといいのが見つかったんだ。)
B: "Are you going to move in?"(そこへ引っ越すの。)
A: "No, when I called the estate agent, he said it had already gone."
(いや、不動産屋さんに電話したんだけど、もう誰かが契約しちゃったって。)
B: "Never mind, when one door closes, another door opens.
(気にするな!「1つのドアが閉まっている時、別のドアは開いている」だよ。)
A: You are right! Today I went to see a flat, and it's even better than the last one, closer to work, and I can move in tomorrow!"
(その通りだ! 今日別のアパートを見に行って前よりいいのを見つけたよ。仕事場からも近いし、明日引越しするよ!!)
B:" Fantastic!" (それはいい。)


英語のことわざ(H18.8.1)

Never put off till tomorrow what you can do today.
今日できることを明日に延ばすな


頭の痛いことわざです。このことわざは、中学の時か高校のときかは忘れましたが、熟語 put off(延ばす)の例文として出ていて、意外とすらすらと憶えられた記憶があります。
まあ、
「Never do today what you can put off until tomorrow.」(明日に延ばせる事は今日するな)
ということわざもあることですから、あまり深刻になる必要はありません。


(出典)

チョーサー「カンタベリー物語」

[例文]

"I'll do it tomorrow." Tom promised his mother. She said, "Do it now. Never put off tomorrow what you can do today."
「明日やるよ」とトムは母に約束した。母は、「今日できることを明日に延ばすんじゃありません。今やりなさい。」と言った。
このことわざには、たくさんのおもしろい類語があります。


(類語)

Procrastination is the thief of time. (ぐずぐずするのは時間の泥棒) ディケンズ「デイビット・コパフィールド」
Make hay while the sun shines.(日の照っているうちに干し草を作れ)
One of these days is none of these days.(そのうちにという日はない)
Strike while the iron is hot.(鉄は熱いうちに打て) チョーサー「カンタベリー物語」
Tomorrow never comes.(明日という日はない) 


英語のことわざ(H18.6.18)

Charity begins at home.


施しをする余裕があるならば、他人より身内へ、遠い国の恵まれない人々よりも、困っている友人、知人に援助の手を差し伸べるべきだと意味。寄付などをしない言い訳として良く使われる。


(出典)

新約聖書

[例文]

"I know it's a good thing to help poor people in third world countries. But I believe that "Charity begins at home."
第3世界の貧しい人々を助けることは良いことと知ってはいるが、「愛はまず身内から」だと思う。


(追記1)

もう一つのこの諺の元来の意味として、英英辞典では「If children learn to love and help those nearest to them in their early years, they will love and help their fellow men when they grow up. In other words, charity begins at home, but it does not end there.
「幼時に身近にいる人たちに自愛を尽くすことを知った人達は、大人になると、仲間や地域社会の人々に対して、自愛を尽くすようになる。愛は家庭から始まるが、そこで終わるものではない。」とあります。


(追記2)

私達は一人では世の中を生きていけません。親の愛、家族の愛、隣人の愛、それらすべての愛から育まれて、今の私達があるのです。若い時は、そういった様々な愛を感じずに過ごしてきましたが、今はつくづく感じます。私も年をとったのかなあ!!


英語のことわざ(H18.5.15)

Haste makes waste.
急がばまわれ


急げば急ぐほど、人は卵を床に落としたり、ミルクをこぼしたりして、無駄をしてしまう。この表現は古いことわざで次に続きます。

Haste makes waste, and waste makes want, and want makes strife between the goodman and his wife.
(急げば無駄が出る。無駄は不足を生み、それによって夫婦はけんかをする。)

ちょっと、「風がふけば桶屋がもうかる。」風で無理があるようですが・・・・・
「急がば回れ」は、Make haste slowly, More haste, less speedなど、沢山の似たたことわざがありますが、そういえば、テケテケテケテケで有名なエレキギターで一世を風靡したベンチャーズにも、同名の題名「急がば回れ!!Walk, Don't run」がありましたね。もっとも、これはことわざではないようです。


(出典)

チョーサー「カンタベリー物語」(13世紀)

(類語)

Haste is of the devil. More haste. less speed. Make haste slowly. Slow but sure. The longest way round is the shortest way home.
どれも古い表現でネイティブの人はあまり使わないようです。


[例文]

"Why does my shoelace always have to snap when I'm in a hurry?" It snaps because you pull too hard on it, which makes you later than ever. Haste makes waste.
くつひもっていうのは、急いている時にどうして切れちゃうの?強く引っ張りすぎるからだよ。あわてると、もっと遅くなっちゃうよ。急がば回れだね。

英語のことわざ(H18.4.18)

All that glitters is not gold.
光るものすべて金ならず


光っているものがすべて金であるとは限らない。外面に気をとられて内面を見誤るなの意味。

語句
glitter  ぴかぴか光る
All ........ not  すべて〜とは限らない(部分否定)


(出典)

チョーサー「カンタベリー物語」(13世紀)
シェイクスピア「ヴェニスの商人」

(類語)

Appearances are deceptive.「外見は人を欺く」
Don't judge a book by its cover.「表紙で本を判断するな」


[例文]

1."Don't be fooled by appearances," my father said. Everything might look beautiful and expensive. But look closely and you might see that "All that glitters is not gold."
「外見にだまされるな」と父は言った。「ものはすべて美しく高価に見えるものです。でも注意して見ると、「光るものすべて金ならず」ということがわかるでしょう。

2."Why did you believe him when he said he wasn't married? " asked Mary. Because replied Susan, "He was so good-looking and well-dressed, and had such a nice voice!" "All that glitters is not gold." Mary reminded her.
何故、彼が結婚していないと言ったことを信じたの?」とメアリーは尋ねた。「なぜなら、彼はハンサムで身だしなみもよく、声がすてきだったの。」「光るもの全て金ならずよ」とメアリーは彼女に言ってやった。

英語のことわざ(H18.3.15)

Out of sight, out of mind.
去る者は日日に疎し。


親しい人でもしばらく会っていないとその人のことを忘れてしまう。人でも物でもしばらく目にしていないでいると記憶から消え去っていくの意味。 よく町を歩いていると、どんどん新しいマンションが建っていますが、前にどういう建物であったかほんの少し前のことなのに忘れてしまうことってあります。また親しい人が死んでも、2,3ヶ月はその人のことは想い出しますが、1年もすると想い出さなくなってしまうことってありますね。人間ってつくづく薄情なものですね。こうならないためにも私は老骨に鞭打って必死に今の仕事を続けているのですが、死んでしまえば皆同じ。一体人間とは何のために一生懸命頑張っているのでしょう。


(例文)

Six months after going to work abroad my boyfriend told me he had found a new girlfriend.
He said, I was,” Out of sight, out of mind.”

(訳)

海外赴任をしてから6ヵ月後、私のボーイフレンドは新しいガールフレンドができちゃったと私に言いました。
「去る者は日日に疎し」だね。


[反対のことわざ]

Absence makes the heart fonder.(いなければ愛しさはかえって増す)

fonderはbe fond of (〜が好き)の比較級です。

[追記] このことわざは主に男女の恋愛に使われるそうです。

英語のことわざ(H18.1.29)

A rolling stone gathers no moss.
ころがる石は苔を生ぜず。


「a rolling stone」は、職業や住居をよく変える人のこと。 moss(苔)は、成功や出世の意味で、仕事をよく変える人は、人生の成功はしない。また、愛する人をよく変える人は本当に愛を得ることができないの意味。


(出典)

ラングランド(1330〜1400)の「農夫ビアスの幻」


(例文)

A:"That's the last time that I’m going to help my friend.....find a job!" (私の友達に仕事を見つけてあげる手伝いをするのはこれが最後だ!)
B:"Why?" (どうして?)
A:"That was the third time I've helped him get a job, but he quits after only two or three months. He's not reliable, and won't take on any responsibilities." (もう3回も彼に仕事の世話をしてあげたけど、2・3ヶ月してらやめちゃうんだ。まったく信用できないよ。)
B:A rolling stone gathers no moss." (ローリング ストーン ギャザーズ ノウ モスだね。)
A:Right."(その通りだ。)


[追記]

高校の時のグラマーに載っていたことわざです。その当時、ローリングストーンズがデビューしたばかりでしたので、このことわざを鮮明に憶えています。ただし、意味はよくわかりませんでしたが・・・・

このことわざには、「自分の能力や適正を、機会をとらえて試す人には、明るい前途が開けていく」という意味もあるそうです。

有名なことわざですが、、ネイティブの人はあまりこ使わないようです。

moss(苔)をmoth(蛾)と間違えないように!!

ところで、モスバーバーのモスはどんな意味なんだろう???

英語のことわざ(H17.12.8)

Seeing is believing.
百聞は一見に如かず。


Ronald Ridoutの English Proverbs Explainedの英・英には、 Many people are reluctant to believe a thing unless you can see it.
(多くの人々は、ものを見るまでは信じたがらない)とあります。自分の目で見ることが、一番確実な証拠になるという意味です。


(例文)

A:"Hey Mike, did you see that?" (マイク、あれ見た?)
B:"See what?" (何を見たかって?)
A:"A huge ocean sunfish just jumped completely out of the water right in front of the boat!" (大きなまんぼうがボートのちょうどその前で、水面から跳び上がったんだ!)
B:"That's impossible! Ocean sunfish don't jump!"(ありえないね!まんぼうが跳ぶわけがない。)
 
A few minutes later...(2〜3分して...)
 
A:"There it is again, Mike!"(ほら、マイク!また.....)
B:"I saw it, too!"(本当だ。)
A:So now you believe me?"そうだろ?)
B:"Yeah, I guess seeing is believing."(うん、「百聞は一見に如かず」だね。)


[追記]

これもまた、高校の時のグラマーからのことわざ。「見ることは信じることだ。」と言われても、何か釈然としないというか、ぴんとこない思いがまだ残っています。If you see it, you can believe it.(見れば信じられる)ならよくわかるのですが・・・・・

※ ocean sunfish まんぼう


英語のことわざ(H17.11.8)

All work and no play makes Jack a dull boy.
勉強ばかりさせて遊ばせないと、男の子はばかになる。


勉強ばかりでは、男の子はばかになってしまう。勉強や仕事は、適度な休息や娯楽が与えられることによって、その能率は上がるという意味。日本語のことわざでは、「よく学びよく遊べ」がこれにあたるかも・・・・・。


(出典)

Samuel Smiles 1812〜1904の「自助論」の一部


(例文)

I really think Andrew shouldn't waste his time playing tennis when he ought to be studying for his examinations:'But he must have some sort of break. Then he goes back to his books mentally refreshed. This isn't a care of all play and no work, don't forget'
 
「アンドリュは、試験の勉強をしていなければいけない時に、テニスにうつつをぬかしているべきじゃないと思うわ。」「でも、彼にも休みは必要だわ。精神的にリフレッシュしてから勉強に戻ることができるもの。これは’遊んでばかりいて勉強しない’のとは違うの。忘れないで!!」


[追記]

映画「シャイニング」の中で、作家の”ジャック・ニコルソン”が小説をタイプしていると思っていたら、英文はこればっかり。こわかったですね。


英語のことわざ(H17.10.24)

Curiosity killed the cat.
好奇心は猫を殺した


極端な詮索好きは災い元となる。好奇心を持つのもほどほどにせよという意味。私にもう少しの好奇心があれば、偉くなったと思うのですが、やはり他人の私事にあまり首を突っ込みすぎるのは考えものです。


(出典)

Samuel Jahnson 1709〜1784の言葉


(例文)

Tom : I'm going to see what that is.
Mike : You'd better not. Curiosity killed the cat, you know. It might be very dangerous.
 
トム:それが何か見てきましょう。
マイク:やめた方がいい。”好奇心は猫を殺す”というじゃないか。あぶないよ。


[追記]

義兄のポール・アレキサンダーが、日本に来たばかりの頃、私に教えてくれたことわざ。 彼がたどたどしい日本語で「好奇心が猫を殺した」と言っていたことを想い出します。


英語のことわざ(H17.10)

Necessity is the mother of invention.
必要は発明の母


日本語のことわざ「必要は発明の母」は何となく意味がわかるのですが、日本語が日本語だけにあまり私はこのことわざを使いません。もし、間違って使っていれば恥かしいですから。

日本語から考えると一体何のこっちゃと思いますが、これはmotherを直訳してしまったせいです。

motherには冠詞のtheをつけて、「起源」「源」の意味があり、「必要は発明の始まり」と訳せばわかりやすいのですが、これではやはり味がありません。


(意味)

ある物がどうしても必要になった時、それを何とか考案しようとするものだ。


(出典)

スウィフトの「ガリヴァ旅行記」


(例文)

The radar was used first in World War II to detect the approach of enemy aircraft and submarines. Radar might never have been invented, had it not been for the threat of war. Necessity was the mother of invention.
 
レーダーは、敵の航空機や潜水艦の接近を探るために最初使用されたものですが、もし戦争の脅威がなければ、レーダーは発明されなかったであろう。正に必要は発明の母だ。


[追記]

「必要は発明の生みの親=母親」と考えれば、日本語としても不自然ではないと、ある人から指摘を受けました。ごもっともです。もともと、日本語の「母」にも起源という意味があるそうです。the mother を the origin(起源)としなかったガリバー旅行記のスウィストはやはりただものではありませんね。日本の訳者は直訳しただけですけれど。


英語のことわざ(H17.9)

The grass is always greener on the other side.
隣の芝はいつも青い。


垣の向こうの芝生はいつ見ても自分の庭よりも緑が濃くてきれいだ。「よその家の物、他人の者は何でも良く見えるものだ」の意味。今はありませんが、若いとき、まだ食欲が旺盛だった時、ラーメン屋さんでいつも隣の人のれー面の方が盛りが多いような気がしたものです。これもこのことわざに入るのでしょうか?また、先日も、公園で芝生に横になろうと思い、横になる場所を探したのですが、そこに行ってみると土が出ており、いつも離れた芝生が青々としているので、正にこのことわざを実感しました。


(例文)

Don't compare your talents with others. The grass is always greener on the other side of the fence. Just do your best.
 
あなたの天分をほかの人と比べてはいけませんよ。隣の芝生はいつも青いのです。ベストをつくしなさい。


[同じようなことわざ 英語]

The apples on the other side of the wall are the sweetest.(隣の家のりんごは赤い)

[同じようなことわざ 日本語]

隣の花は赤い。


[追記]

十数年前、イギリスのケンブリッジの学生だったにニコラスさんが私の母に教えてくれたことわざです。母は何度も何度もこのことわざを口ずさんでいました。正式には、「The grass is always greener on the other side of the fence.」ですが、「The grass is always greener.」でも通じます。これだと憶えやすいですね。



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