英語のことわざ

There is no accounting for tastes.
たで食う虫も好きずき。


[]

[意味]

「人の好みは説明できない。」「人の趣味について非難するのは愚かなことである。」の意味。
日本の諺「蓼食う虫も好きずき」がこれにあたる。
英英諺辞典にもNot two people have the same likes and dislikes, or do things in the same way, so it is a waste of time to argue about it.
( 二人の人が全く同じ好き嫌いがあったり、同じように行動したりすることはないのだから、それについて論争するのは時間のむだである。)とあります。

[語句]

There is no ~ing 「~するのは不可能だ」、 「~できない」
account 「説明する」
taste 「味覚、好み」


[出典]

ラテン語の格言より


[例文]

My sister loves horror films on TV, but I can't stand them." " Don't forget the old saying, There is no accounting for tastes."
「妹がテレビのホラー映画が好きでそれに我慢がならないんだ。」「諺にもあるじゃないか、蓼食う虫も好きずきって。」

[類諺]

同類の英語の諺はたくさんあります。
Beauty is in the eyes of the beholder.(美は見つめる人の目の中にある。)
Every man to his taste.(全ての人にそれぞれの好みがある。)
One's man's meat is another man's poison.(ある人の肉は別の人の毒。)
There is no disputing about tastes.(人の好みは論議できない。)
So many men, so many opinions.(たくさんの人がいれば意見も様々だ。)
ちょっと「蓼食う虫も好きずき」とは違うようですが、、、

[追記]

[蓼食う虫も好きずき]

この諺はこの上ない素敵な女性が風采のあがらない男と結婚していたりする時、なんでこんな男と、、、

「蓼食う虫も好き好きさ」と詠嘆を込めて使っていたのですが、今度辞書で調べてみて、「蓼:特にやなぎたでの通称。タデ科の一年草。湿地に生える。辛味を 有する。」植物だったんですね!意味は「辛いたでを好んで食う虫もあるように人の好みはさまざまである。」とありました。少し勉強になりました。

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