実践英会話教室23

子育ての喜び、わずか10秒?

子育ての喜び、わずか10秒?

金環日食

今回は子育てをテーマにした英語の表現についてお話ししようと思います。日本では「子供は3歳までに一生分の親孝行をする」と言ったりしますが、英語のものではこんな文句があります。”Kids - 10 seconds of joy, 30 years of misery.” 「子供を持つことは10秒の喜びと30年の苦難」。喜びは3年どころかわずか10秒!嬉しいのは生まれた瞬間だけで、あとは苦労の連続ということです。これはアーノルド・シュワルツェネッガー主演のアクション映画「トゥルー・ライズ」で使われたフレーズですが、親たちに受けたようで欧米人の間では良く使われています。

マーク・トウェインは思春期の少年と父親の関係についてこう書いています。

”When I was a boy of fourteen, my father was so ignorant I could hardly stand to have the old man around. But when I got to be twenty-one, I was astonished at how much he had learned in seven years.”

「私が14歳の時、父はあまりに無知だったので父が近くにいることが耐えられなかったが、21歳になった時、父がそれまでの7年間に子供についていかに多くのことを学んだかに驚かされた」。

7年間というのはティーンエイジャーである13歳から19歳までのことです。

詠み人知らずのものでは、”Raising teenagers is like nailing jell-o to a tree.” というものもあります。「10代の子供を育てるのはゼリーで木を作るようなもの」、つまり至難の業ということです。いずれも子育ては一筋縄ではいかないことを示していますが、マーク・トウェインの話のように、苦労してもあとで子供に感心などしてもらえれば上出来ですね。

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